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4月20日 暁美ほむらMAD「絶望の夜を超えて・・・

魔法少女まどか☆マギカ
暁美ほむらMAD「絶望の夜を超えて」

YouTubeで検索すると動画が出てきます。まどマギのMAD(二次創作動画)で、暁美ほむらワルプルギスの夜との戦いを
See-Sawの曲『君がいた物語』
で合わせています。

この『君がいた物語』自体はまどマギとはまったく関係ない曲なのですが、これがまどマギの映像と妙にマッチしていて、暁美ほむらワルプルギスの夜との戦いに挑むストーリーが見事に描かれています。

そもそもSee-Sawというグループは石川智晶さんと梶浦由記さんで(一時期は西岡由紀子さんも)組まれた音楽ユニットです。
で、梶浦由記(かじうら ゆき)さんといえばまどマギ本編のエンディングテーマ『Magia』を歌っているKalafinaのプロデューサー(だった)なので、そのへん繋がりでこの『君がいた物語』が使われているのかもしれません。

まどマギ本編に登場する「絶望的な大災害を起こす最凶最悪の魔女・ワルプルギスの夜」。別名、舞台装置の魔女。
不気味な笑い声を発しながら浮遊し、あらゆるものを破壊し移動するこの魔女が、鹿目まどか暁美ほむらの住む見滝原市を襲います。

――鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなく、彼女を守る私になりたい。

暁美ほむら鹿目まどかを戦いに巻き込まないために、まどかとインキュベーター接触を阻止していました。

――私は何度も繰り返す。同じ時間を何度も巡り、たったひとつの出口を探す。

しかし何度繰り返しても、鹿目まどか魔法少女になってしまう世界線を変えられない。因果は巡ってしまう。

――あなたを絶望の運命から救い出す道を……

それでも諦めることなく、暁美ほむらはひとりワルプルギスの夜に挑みます。時間操作の魔法を駆使し、現代兵器を使い、何度も戦い続けますが

――どうして……どうして……何度やっても、あいつに勝てない……

史上最強の魔女・ワルプルギスの夜に敵うはずもなく、暁美ほむらは絶望の淵に立たされます。身体は傷つき、心は砕かれ、ソウルジェムには穢れが溢れ、そしてインキュベーターが語った言葉を思い出します。

「まどかはキミが時を繰り返すごとに強力な魔法少女になっていく」

――繰り返せば、それだけまどかの因果が増える……私のやってきたことは、結局……

ついに絶望を受け入れそうになってしまう暁美ほむらの手を握ったのは……

ラストはぜひ、その目でご覧になっていただきたいと思います。本編を知っている僕も、このMADのラストシーンで鳥肌が立ちました。