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5月2日 『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)・・・

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)

今春アニメのおすすめです。いやあ、これ面白いですよ。まだ2話しか見てない(4月24日現在)んですが、物語の導入時点でグイグイ持っていかれました。

作品は遠藤達哉による日本の漫画で『少年ジャンプ+』にて連載しています。スパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディなんですが、キャラがすごく良い。

主人公の”黄昏(たそがれ)”ことロイドは某国の諜報員、いわゆるスパイってやつです。やり手な彼には重要な任務が与えられ、それにより今回の物語が始まり始まり~なのです。
パッと見でスマートなイケメンですが、スパイに特化した思考のせいでどこかズレた感性の持ち主。
CVは江口拓也さん。『このすば』のミツルギ(カズマに魔剣グラムを売り払われてしまう人)と同じ声優さんです。

ヒロインの”いばら姫”ことヨルは敏腕の殺し屋。普段は温厚で天然ですが、いざ仕事(殺し)となると人が変わったように冷酷になります。本人は自覚していないけどかなりの美人さん。そんな彼女は自分の仕事(殺し屋)を世間から疑われないためにロイドとの偽装結婚を決意するんですが……。
CVは女神の声を持つ早見沙織さんです。個人的な好みでいうと『神のみぞ知るセカイ』のハクア・ド・ロット・ヘルミニウム役がすこすこです。

二人の娘役となるのが推定4~5歳の少女、アーニャ。実は超能力(テレパシー)の持ち主で、他人の心が読める異質な子供です。
ロイドの任務のために養子となり、ヨルと3人での偽装家族がスタートします。
で、この子が作品に良いアクセントを与えていて、スパイという現実っぽいストーリーなのにも関わらず超能力というSFちっくな側面が入るせいで「サスペンス」とかけ離れた物語に仕上がっているんだと思います(まだ2話しか見てないのでなんとなくですが)

さらに原作を読んでいない僕が言うのもなんですが、この作品は性別を問わず没頭できる要素があると感じてます。

男性目線でいうと、まずヒロインのヨルがきゃわいい。
天然美女と殺し屋っていうギャップ萌え、仕事に関しては超凄腕なのですが、それ以外はまるでダメなんだけど、妙に素直で癒し系。守ってあげたくなる要素がある……いやヨルの腕力とか戦闘力を考えたらこっちが守られる側になるからそーゆー需要もある、いろんな人の性癖にヒットしてくるタイプだと思います。

さらに子供役のアーニャは表情が豊かで、相手の心を読んでからのリアクションがいちいち可愛い。年齢的にロリに当てはまる(若すぎる?)ので大きなお友達にもストライクです。

んで主人公のロイドさん。僕は男なので男に惹かれる趣味はありませんが、女性目線でいったらすごく好かれそうな気がします。クールでスマート、スラっとしたイケメソ。この時点でもう強い。だけども稀にドジったり(そもそも偽装結婚に至る発端はロイドの「夫」発言なので)常人とはちょっとズレた思考だったりとお茶目な一面があるところが親近感を与えそう。

この作品、女性ファンも多いんじゃないかな? と僕は推察してます。

といった感じで、まだ物語の最初しか見ていませんが今季アニメでは抜群の面白さだと思います。原作漫画もかなりの人気作品らしいので、見たことがない方はぜひぜひお試しあれ。