今日のひと言(バックナンバー)

パチンコ・スロット・アニメなど

4月2日 皆さまは初めて打った「スロット」を・・・

皆さまは初めて打った「スロット」を憶えていますでしょうか。最初に打つのは「ジャグラー」みたいな告知ランプが付いてて目押しの難易度が高くないものになるんでしょうか。はたまた知ってるアニメのタイアップ機などから入っていくのでしょうか。

僕がスロットを始めたのはもう四半世紀も前の話になりますので、それはそれは古い4号機でのデビュー戦でございました。当時のスロットは「告知ランプ」とか「液晶」といった視覚効果のある演出はほとんどありません。あ、ジャグラーはありましたよ、もちろんGOGOランプ搭載。でも告知ランプが付いている機種のほうが少なかったのです。
というかまず「MAXBETボタン」がありませんでした。だからBETボタンは3回押さないと3枚掛けになりません。なんて不親切な設計だったんでしょう。
ストップボタンも5円玉くらいの大きさだったので、今みたいにスライドストップなんてできるはずもなく、指先でねじ込むように押すわけです。
リールは細いし図柄は小さいし、同じ図柄が複数ある機種が多かったので(例えば左リールに赤7と青7とバーが2個ずつあるみたいな)毎ゲームの目押しが非常に疲れる遊技でした。
そしてスロット初心者にとって最大の難所となるのが

告知ランプがないから当たってるのかどうか分からない

これです。ジャグラーのように告知系の機種は成立ゲームで光るので問題ありませんが、ほとんどの機種に告知ランプは搭載されていません。
なのでリーチ目で判断するしかないのです。当時のパチ屋はスロット台の横とか上に「リーチ目表」なるものが貼られていて「この出目が並んだら当たってますよ」ってお店が案内していたのです。これがないと初見の台はまず無理ゲー。というのもボーナス図柄が一直線に並んでも当たっていない、なんてことはザラだったのです。だから打ち手はとりあえず「リーチ目表」にある出目になるように押してみる、これで当たっているかどうかの判別をするわけです。

今のようにインターネットなんてありませんから、リーチ目を調べることはできません。攻略誌は売られていましたが、そんなのを持ち歩く人はあまりおらず、リーチ目表に載っていないマニアックな出目は

口伝

によって広まっていた時代でした。

続く。