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4月3日 スロット回顧録の続き・・・

スロット回顧録の続きです。

僕が初めて打ったスロットは『クランキーコンドル』でした。ちょっと前に後継機がありましたね、『クランキーセレブレーション』あれの初代です。ただ、予告音なし、フラッシュなし、告知ランプなし、なんにもナシ。もうひたすらにDDTするだけの通常時。

※DDTとは、通常に小役を取りこぼさない打法のことです。たしかDDTっていう名前のめっちゃ強力な除草剤(?)があって、どんな強靭な雑草も残さず刈り取るところから、小役を残さず取るっていう意味でDDTって呼ばれていたような……
(対義語は「オヤジ打ち」なんつーヒドイ呼び方w オジサン差別ですね)

で、リーチ目を察知したら1枚掛けでボーナスを揃えて、リプレイはずしを駆使しながらボーナス獲得枚数を増やす。

つまり通常時は小役の取りこぼしをなくして、ボーナスは成立の次ゲームには必ず1枚で揃えて(クランキーコンドルは1枚掛けでBIGとREGをフォローできるリール配列でした)
ボーナス中は小役ゲームで小役の取りこぼしをなくして獲得枚数を増やす

永遠とこの繰り返しをしていくスロットです。

今のスロットは通常時が「作業」と呼ばれることがあります。強い演出が起こるまでひたすらレバオン→スライドストップの繰り返し。スマホを操作しながらとか、周囲の台の挙動をチェックしながらとか、鼻をほじりながらでも作業感覚でゲームを消化する台があります。

が、昔のスロは油断してるとすぐに小役を取りこぼす。しかもスイカの払い出しが15枚とかありましたから、1回スイカを取りこぼすとタバコを1箱損したのと同じレベルなんですよ。これはでかい。
毎ゲーム、2~4コマの目押しをほぼ1周で押し、通常時もボーナス中も、それを1日フルで9000ゲームとか打つわけです。
しかもコンドルのリプレイはずしは目押しが2コマだったので、緊張感もそれなりにあるわけですよ。ミスったら数十枚の損ですからね、タバコ1箱じゃ済まないショッキングです。

ちなみに『クランキーコンドル』は技術介入によって「設定①でも機械割が100%を超える」と言われていましたが、当時は等価交換なんてほとんどありません。むしろ7枚交換とか普通にあったので、設定①の7枚交換は余裕で負けます。
そんな中で高設定を探し当てた日には9000ゲーム&ボーナス回数分の2コマ目押しを1日中繰り返す職人のような遊技(これを遊技と呼ぶのか不明)をしていたわけです。

といっても、スロットを始めたばかりでこんなことができるわけないので、この域に達するまではひたすら小役を取りこぼし、リーチ目を見逃し、ボーナスを揃えられず、リプレイはずしをミスり、血と汗とタバコのヤニがにじむトレーニングをして数カ月後の姿であります。
そういえばクランキーコンドルでの僕の最高獲得枚数は7000枚くらいでした。高設定を狙って朝6時からパチ屋に並んで開店10時から閉店23時まで食事もとらずに打ち続けた結果の7000枚です。

そんな体力、今はありません。2時間も打ったらヘトヘトです。