今日のひと言(バックナンバー)

パチンコ・スロット・アニメなど

4月12日 今のパチンコ屋さんの入場は抽選で決められるお店がほとんどですが・・・

今のパチンコ屋さんの入場は抽選で決められるお店がほとんどですが、昔(約20年前の4号機時代)は並んだ順が基本でした。そして、これは地域によるのかもしれませんが僕が住んでいたのは「物を置いて順番取りをするのがほとんどない」地域だったので、基本的に人間が並びます。
スロットで設定狙いや末尾狙いなどをしようとするライバルは多い。どれだけ早く並ぶかが勝敗を左右すると言っても過言ではない時代だったのです。

まあこの頃は朝からパチ屋に並ぶなんて日常茶飯事だったので、10時開店のパチ屋に9時過ぎともなればどこもかしこも数人から数十人が並んでいた記憶があります。

特に多かったのは「末尾」という示唆方法。今のようにネットがない時代ですから地元のユーザーだけに口伝され、イベント日になると地元のスロプロ(スロプーとも呼ぶ)がこぞって列を成していた時代でございます。
「末尾」イベントは狙い台のわかり易さも相まって多くのユーザーが並びました。
朝早く並ぶ……のではなく前の晩から、しかも駅前の繁華街にあるパチ屋に翌日の開店まで並ぶわけです。
トイレは近くのコンビニを使います。その時だけは物を置いて離れるわけですが、他に並んでいる人に「すみません、ちょっとトイレに行ってくるので」と声を掛けるのです。で、用を済ませたらすぐに戻る。マナーが良い。

深夜2時を過ぎると人通りもなくなってきます。いくら駅前の繁華街とはいえ周囲の照明も消えていき、そのうち外灯だけになっていきます。開店まであと8時間、スマホもなければタブレットPCなどもない時代なので「パチスロ必勝ガイド」などの攻略誌が暇つぶしのアイテムになります。

深夜4時を過ぎると眠くなります。イスやレジャーシートなんかを持ってくるわけがないので(あとで邪魔になるので)路面に直座りで仮眠をとります。冬は寒くて死ねます。夏は暑くて死ねます。

朝6時を過ぎると、今度は通勤通学の人たちが通り始めます。せわしなく通り過ぎる一般の(まっとうな)方々から向けられる白い眼を、いかにスルーできるかも重要なスキルです。

午前10時、いざ開店です。狙いは「大花火」の末尾台です。他のスロッターが「ハナビ(初代のやつ)」にダッシュするのを横目に、僕は機械割の高い機種を攻めます。リスクはありますが、ツモった時の破壊力はハナビの比ではありません。結果……

お昼過ぎに40kほど吸い込まれ、涙の撤退です。末尾全台が高設定とは限りません。ちなみに「ハナビ」の末尾台は2箱積んでました。

並んだ時間・・・10時間
稼働した時間・・・4時間
実働・・・14時間

スロプーは重労働です(´-ω-`)