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4月28日 昔の遊技台を振り返ってみるのコーナー。パチンコ編・・・

昔の遊技台を振り返ってみるのコーナー。今日はパチンコ編です。
今のパチンコは「P~」という名前ですが、ちょっと前までは「CR~」っていうのが普通にありましたよね。

CR機(シーアールき)はプリペイドカードに対応したパチンコ遊技機のことで、「card reader」が語源になっていると言われています。このCR機が登場したのは1992年で、この頃からホール内の販売機でプリペイドカードを購入後、パチンコ台横のカードリーダーに差し込んで遊技するシステムが主流になりました。
が、残高が無くなるとカードを再購入するためにその都度席を離れなければならないという面倒臭さがあったので、紙幣をそのままパチンコ各台横にあるサンドに入れて遊技できるシステムに変わっていきます。
昔は面倒臭かったんですよ、いちいちカードを買いに行くの。
ではでは、その頃にヒットしていた名機をご紹介しましょう。

CRルパン三世K(平和)

1998年最大のヒット機種で、この後のパチンコ業界が「タイアップ全盛期」へと向かうのを決定づけた名機です。国民的アニメがパチンコになるということで業界内外の注目を集め、ホールで抜群の人気機種でした。

https://www.p-world.co.jp/machine/database/1065

↑こちらからP-Worldで機種情報が見られます。う~ん、懐かスィ。
大当り確率1/330で、突入&継続50%の確変機です。ただこの当時は「リミッター」という規制が付いた新基準機に移行していた時期で、パチンコの連チャンが5回で強制終了する機能があったのです。
なので4連した次の当たりは強制的に単発図柄になるという悲しい仕様が世に蔓延っていました。
と、まあ暗い話は置いといてルパンについてもう少し説明しましょう。

まず当時のパチンコは大当り出玉が普通に2000発を超えます。このルパンも大当り出玉数は2240発となっていました。
16ラウンド
10カウント
賞球14
う~ん、今じゃ考えられませんね。

そしてこちらも今(特にコ○ナ時代)とは比べ物にならないのが販売台数。なんとこのルパン、20万台を超える大ヒットを収めているんです。さすが国民的アニメ版権、強し。

そんな人気を支えたのは演出面にもありました。
今でこそ当たり前になっていますが、このルパンは

予告→リーチ→発展→スーパーリーチ→大当たり→再抽選

という型を完全に確立した台でもあったのです。スーパーリーチもシンプルで、ルパン達が固有の演出で図柄を射止めるだけなんですが、スーパーに発展した時点ですでにアツい仕様だったので今のパチンコのように煽って煽ってハズれっていうのがあまりありませんでした。
中でも一番の激熱ポイントはリーチ前の予告。
ヘリコプターに乗った不二子が画面を横切るのですが、チラっとみえるパンティーの色。白はデフォルトなんですが、稀に出てくる黒パンティー。これが激熱。
でも本当にチラっとしか見えないんですよこれが。
「今、黒かった!? 黒かったよね!?」ってくらいアッサリ通り過ぎるんですが、もし本当に黒かったらそれだけで激熱。
今でいうとユニコーンのレバブルみたいなもんですかね。

確変リミッターという暗黒の規制があったにも関わらず、パチンコ人気を支えた名機でした。僕が一番パチンコにハマっていた時期でもあります。あの頃のパチンコが一番面白かったなぁ(遠い目)

CRデラマイッタ
CR加トちゃん
マジカルチェイサー3
ファインプレー
ミサイル7-7-6D

↑これらはめっちゃ打ちました。