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5月7日 今日はおすすめの小説『これはゾンビですか?』・・・

今日はおすすめの小説をご紹介しましょう。まあ小説といっても僕が読むのはライトなノベルなので、芥川賞とかそういった高貴な文学ではございません。

これはゾンビですか?

木村心一さんによる作品でイラストはこぶいちさんとむりりんさん。こぶいちさんといえば緋弾のアリアですね。ちなみに、こぶいちさんは女性です。

これはゾンビですか? はスロットにもなっているタイトルなので知っているスロッターの方もいらっしゃると思います。
アニメにもなっていて2期まで放送されましたが、今回は小説を紹介するコーナーなのでアニメは置いときます。

作品のあらすじは……

高校生の相川歩はある日、連続殺人事件の犯人に殺されてしまうが、その直前に出会ったネクロマンサーの少女・ユーの力でゾンビとして蘇ったうえ、魔法世界からやってきたというハルナに魔装少女に任命され、さらに現れた吸血忍者のセラフィムも加わり、彼女たちと同居することになりながら、笑いあり涙ありバトルあり、作者本人は「これはSFです」とか言いきってるらしいですが担当編集者さんからは「ラブコメです」と訂正されています。

第1巻のタイトルは

これはゾンビですか? はい、魔装少女です』

となっていて、間違えられそうですが『魔法少女』じゃなくて『魔装少女』です。どこが違うの? と聞かれても僕は知りません。
ところで、魔装少女(魔法少女も)って聞くと何か武器を持って敵と戦う姿を想像すると思います。これが有名な魔法少女作品でいうと『魔法少女まどか☆マギカ』では

鹿目まどか・・・弓矢
暁美ほむら・・・時間操作(&銃器や兵器)
巴マミ・・・マスケット銃
美樹さやか・・・剣
佐倉杏子・・・槍

といった感じですが、『これゾン』だと武器はこうなります。

チェーンソー

なので魔法少女よりも魔【装】少女と名乗ったほうがしっくりくる気がしますね。

普通の高校生だった主人公が突然ゾンビになったうえに魔装少女にもなってしまい、そんな自分を皮肉りながらも一人暮らしの自宅で美少女3人に囲まれながらドタバタ暮らす日々がギャグ寄りに描かれています。
自宅で美少女3人に囲まれ……といっても恋愛的な要素はほとんどなく、R18に指定するような内容は皆無です。

物語は難しい伏線もなくアッサリ読めますが、内容自体が奇想天外でキャラの言動が意味不明、でもそこがこの作品のウリなんです。公式でも「ド変態ライトノベル」と称しているので、作者様的にも「アホな作品」と言われるのは本望なのでしょう。

とにかく難しいことを考えずにクスっと笑えるゾンビもの作品としてオススメです。刊行されたのは2009年とかなり前なので、本屋さんよりも中古ショップなので見かけるほうが多いかもしれません。
中古だと100円とか50円とかで買えるので死ぬほどお得です。

あ、ゾンビはすでに死んでるので「死んでもお得」と言っておきましょう。